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日本が世界に力を示すにはコンピュータサイエンス教育への投資しかない

教育におけるコンピュータサイエンスの重要性には多くの国が気づいている。

特に一人当たりの生産性が頭打ちになりつつある先進国なら尚更だ。
そして、日本は今後の人口減少、労働力低下が目に見えている状況のため、一刻も早くこの課題に取り組み改善していかなければならない。

しかし、なかなか過去の慣習を変えられず、基礎教育(※国語、算数、英語、理科、社会)にばかり注視してしまい、コンピューターサイエンスは理科の一部という扱いなのが現状である。

この現状を打開するには積極的なチャレンジを行い、エラーを恐れず、批判を恐れず、言い方は悪くなるが、より多くのサンプルを集めなければならない。

そして、その根幹は教育投資なのだが…二の足を踏み、緻密さという国民性を活かしたハードウェアでの成功による「ものづくり大国」という過去の栄光にすがり、あたかもそれがソフトウェアにも当てはまるかのように言い換え『胡座』をかいている。

この状況を変えなければ…日本の未来は明るくない。

そんな中で、アメリカが遂に本腰を入れてコンピューターサイエンス教育に力を入れる方針が正式に発表された。
以下、リンク。

オバマ米大統領、コンピュータサイエンス教育に40億ドル投入を計画 – CNET Japan

http://m.japan.cnet.com/story/35077147/
正直、この投資が効果を表すのは数年後、数十年後になるだろう。

ただ、いち早くこの方針を示し、未来を作ろうとする「0から1」を生み出すことに積極的なアメリカは尊敬する。

日本も出遅れる前に、過去の栄光にとらわれず、早急に方針を転換し、国力の礎となる時代のニーズに沿った人材を生み出す根幹を作らなければ、国際競争力が低下し、引き返せない状況になってしまうだろう。

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