– Webデザイナー必見!2012年のWebトレンドはこうなる – by James Blake Web Service
Web Design Trends 2012
– by JAMES BLAKE Web Service –
2012年のWeb業界のトレンドをロンドンを拠点に活躍するWeb制作会社『JAMES BLAKE Web Services』が提供しているブログで、今年度のWebトレンドをブログに掲載しており、非常に共感できたので、少し私的な意見も交えつつ掲載します。
1.『FlashのWebサイトをHTMLに再構築する機会が確実に増えます』
リテラシーの高い人でも、そうでない人でも、iPhone,iPadの普及などで、この辺かなり敏感になっていると思いますが、これは避けられないでしょう。 しかし、Flashが無くなるかと言えば、そうではないので、完全にFlashを捨てきることはできないというのが現状。
2.『アニメーションを駆使したWebサイトが増えていくでしょう』
最近かなり動きのあるWebサイトが増えてますが、これからどんどん増えていくでしょう。 『Sprite3D.js』のような動きのあるWebデザインを実現するライブラリの充実がさらに今後進んでいき、もっと簡単にもっと快適に動きのあるデザインが実現できるようになっていくと考えられます。
3.『テクスチャを効果的に活用するWebサイト制作が求められます』
COLLISION このサイトのように、テクスチャを背景やロゴに効果的に活用することが求められています。 平面のように見えるデザインが多かった今までのWebデザインですが、これからは、もっと感性に訴える立体的なデザインが増えてくることが予想されます。
4.『視差効果を有効活用したWebサイトが更に増加していきます』
COLLISION まず、視差効果とは、『2点の観測地点の位置の違いにより対象点が見える方向が異なること 』を言いますが、簡単な表現で言えば、奥行きのあるデザイン。また、立体感のあるデザインと言えます。 計算されたレイアウトで、動きの中で視差効果を活用して、動きのないものを動いているように見せる効果。 そんなデザインが今後増えていくでしょう。
5.『WordPressを活用したWebサイトが大活躍します!』
▼WordPress
▼WordPress日本語版
WordPress日本語版 WordPressは無料の優れたCMSとして、様々な国で既に活用されています。 そのWordPressが様々なプラグインの充実により、活用したいというクライアントが今後さらに増えていくでしょう。 そして、WordPressと人気を二分するMovableTypeの動向も気になるところです。
6.『タイポグラフィの活用で更に充実したWebデザインを』
最近日本語のフォントもかなり充実してきており、またWebフォントを活用しているサイトも増えているということで、以前からフォントはデザインの重要な要素として注目されていましたが、これからのWebデザイン制作において、フォント選び、タイポグラフィは、非常に重宝されると言われています。 面白いフォントを見つけたら、どんどん試して、どんどんデザインに活用してみましょう!
7.『スペースを活用したWebデザインが主流になります』
今まで、トレンドとして、ボックスレイアウトや、ボーダーをうまく活用したWebデザインが主流とされてきましたが、これからのWebデザインの主流として、こうした区切りを無くし、一枚の絵のようなデザインが今後増えていくと考えられます。 スペースをうまく活用し、詰め込みすぎず、簡素化したデザインで、主張したいものがしっかりとユーザーにピックアップされるデザインが、流行すると考えられます。
この2012年のWebトレンドの推測は、私的にかなり的を得ているように感じ、共感のできるものが多かったため、記事としてまとめました。 どんどんと変化していくWeb業界のトレンド。 置いてかれないように、しっかりと世界目線で追いかけたいものです。