有名デザイナー○○氏、斬新なデザインで○○を魅了。
で、早速そのデザインとやらを見てみると…
Σ(゚д゚lll)
「オレでも作れるわ!!」
ということが多いと思いませんか?
で、その提案を通したデザイナーの方たちは、オレでも作れるわ!なデザインで非常に適当に概算も概算ですが、サラリーマンの平均年収、それ以上を稼ぎ出す。
その事実を知って、やってみるか!と真似してもろパクリしてみると…
見事に提案は通らない。
品質はほとんど変わらない。
でも通らない。
通る雰囲気すらない。
それはあなたが有名じゃないから?
それはあなたの提案先の理解がないから?
それとも、あと1px右にあのテキストを移動してれば良かった?!
きっと、そのどれも違うんです。
何で有名なデザイナーは通って、あなたは通らないか。
それは何故なら、あなたのデザインは…
『自己満足。』だからです。
有名なデザイナーの方は、その、誰のため何のための表現が本当にうまく、今経営者が抱えてる、事業が抱えてる悩みをデザインでスッキリ解決できそうな期待をもたせる、まさに提案のプロフェッショナルなんです。
そして、その期待に投資するため、『は!?』という何のヒネリもないシンプルなデザインが想像を超える価値をつけ、提案を通せるというわけです。
なので、様々な方法と、たくさんの時間のコミュニケーションを通じて、課題を抽出し、本質を見出し、解決の期待をさせるのが有名デザイナーの仕事と言えます。
私たちがその方のデザインを見るのは、結論しか見ていないため、計りづらいところはありますが、その過程の見えない部分で卓越した技術があり、努力があり、シンプルなデザインが評価されるための準備があるのです。
デザインの世界。
本当に、奥が深いですね。
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